【予告】建築基準法改正で、木材の活用広がる。「建築基準法再発見」シリーズスタート
2018年3月6日、「建築基準法の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。 住宅密集地での大規模火災の防止や、木材の活用による循環型社会の形成を目指した今回の改正。木造建築に関する基準が大幅に見直され、建築材料としての木材の活用が広がることが見込まれます。この法律案が施行されると、より一層「木で建てやすく」なるのではないでしょうか。 本来木造建築物は、設計にあたってその規模・地域・用途に応じて火災に対して強い建築物とすることが求められます。建築基準法には建物の用途などの条件よって様々な基準があり、大変複雑です。一方で近年木造に関する様々な技術の進歩に伴って、たびたび法改正や告示の制定などが行われ、木造建築の可能性は日々広がっています。 木で建てることの良さを最大限発揮するためには、アップデートされていく法律を理解し、設計に反映することが重要になってきています。「木で建ててみよう」では、今回の法改正だけでなく、大規模木造建築にまつわる法律の全体像をつかむことを目的に、建築基準法の基本的な内容をわかりやすくまとめ、順次掲載していく予定です。 建築基準法に関する記事を監修するのは、建築確認検査のエキスパート「株式会社確認サービス」。前田建設の設計者に向けて建築に関する法令の講習を何度も実施頂いている、強力なパートナーです。 お問い合わせ先:株式会社確認サービス 第1回「耐火構造と準耐火構造、どっちが火に強い?」 第2回「不燃材料って、絶対に燃えないの?」 第3回「木造建築って、何階までできるの?」 今後も、法律や規制に関する記事を順次公開予定です。木で建てることを検討されている方にとってわかりやすく、役に立つ法律の情報を提供していきます。ご期待ください!「建築基準法の一部を改正する法律案」が閣議決定
建築基準法監修:株式会社確認サービス
条文が複雑で多岐に渡り、専門家の間でも解釈の分かれることもある建築基準法を、最前線の立場から監修いただきます。
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