前田建設から飛騨市の保育園へ木の積み木と絵本を贈呈しました

前田建設は岐阜県飛騨市の10の市立保育園などへ、飛騨の広葉樹を主とした木の積み木と絵本を寄贈しました。都市と地域をつなぎうごかすことで、サステナブルな森の循環を目指す、前田建設と飛騨市の取り組みの一環です。

積み木と絵本を贈呈
積み木と絵本を贈呈

2025年7月30日に飛騨市の宮城保育園にて開催された贈呈式では、約50人の園児の皆さんと先生方が迎えてくださり、飛騨市の都竹市長や飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)の松本代表をはじめ多くの方にご参加いただきました。

木の積み木はブナやカツラ、ホオノキをはじめとした9種類の飛騨の広葉樹と岡山県のヒノキを使用しており、飛騨産材はヒダクマに提供していただきました。当社の新入社員が研修の一環として、色付けして完成させています。

積み木と絵本を贈呈
積み木と絵本を贈呈
積み木と絵本を贈呈
積み木と絵本を贈呈

また、積み木とともに寄贈された絵本『ひだのやまはとってもいそがしい』は、当社の社員が企画から製作まで手がけたもの。面積の90%以上が森林におおわれた飛騨市は、その森林のうち68%が広葉樹で占められています。約500種類ほどしかない針葉樹に対して、広葉樹は約20万種類。多様な樹木で構成された広葉樹の森は生物多様性の宝庫となっており、水源涵養、二酸化炭素吸収、空気浄化、災害抑制、遺伝子保全などさまざまな恵みをもたらしてくれます。さらに、その土地ならではの文化や伝統をはぐくみながら、私たちの暮らしを様々な形で彩ってくれています。この絵本は、子どもたちにそんな森林の恵みを伝えるために作りました。

水源涵養
空気浄化
遺伝子保全
積み木と絵本を贈呈

今回は特別に飛騨市古川町を中心に活動しているNPO法人「思い出の絵本展」の皆さまによる読み聞かせをしていただきました。
ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

積み木と絵本を贈呈

関連記事:
https://maeda-arch-design.jp/article/20250730/