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『おしゃっち』が第16回木の建築賞で選考委員特別賞を受賞しました

2022-12-28

2021年7月から始まった第16回木の建築賞において、大槌町文化交流センター「おしゃっち」が選考委員特別賞を受賞しました。応募総数40作品・活動の中から一次選考、二次選考と、現地審査見学会・最終選考会を経て、2022年6月に受賞となりました。


おしゃっち外観写真



木の建築賞は、2021年度よりNPO木の建築フォラムと、公益社団法人日本建築士会連合会との共同開催となりました。全国を7地区に分け、今年度は東北地区の作品・活動が対象です。 一次審査および二次審査はオンライン上で開催され、21年11月に開催された現地審査見学会では、実際に大勢の地元の方々に利用されている様子や、施設の利用率の高さ(平日でもほとんどの部屋が使われていました)に審査員の皆様も非常に驚かれていました。私たちも自分たちが建てた建物が、地域の皆さまに活用され賑わいの中心となっていることが肌で感じられ、とても嬉しく思います。

現地審査会の様子




授賞式では、入賞した11作品・活動それぞれの概要について改めてプレゼンテーションが行われ、評価されたポイントなどを改めて審査員の先生方からご講評頂きました。 『おしゃっち』を講評してくださったのは選考委員の杉本洋文先生。地域に密着した建築が、最新の木造技術を駆使しながら作り上げられている点を特にご評価くださったとのことです。おしゃっちは2015年の建築基準法第27条の改正によって建築可能となった、全国で初めて3階に図書館を設けた純木造建築物です。


授賞式の様子



⇒おしゃっちの詳細はこちら 「おしゃっち 地元産木材でつくられた大槌町復興の象徴」




設計担当者の永松航介と選考委員の杉本洋文先生




賞状とともに、銘板を棟札に見立てた記念品をいただきました。枠には岐阜県産のスギ材、背板にはミスギを使用した木の建築賞らしいデザインです。






賞状と記念品



改めて、このような素敵な賞をいただけたこと、主催者の皆様および選考委員の皆様、協賛いただいている全ての方々に感謝申し上げます。
なお、2022年度の第17回木の建築賞は東海・北陸地区が対象。年明けの最終選考会に向けて審査の真っ最中です。詳細はNPO木の建築フォラムさんのHPからご確認ください。

⇒NPO木の建築フォラムの詳細はこちら 「NPO木の建築フォラム」

今後も前田建設の木造に是非ご注目ください。